金村修『German Suplex』 | |||||
発行:2008年
総頁数:16頁(写真点数=モノクロ15点) 金村修が2005年にベルリン、ケルン、フランクフルト、ミュンヘンのドイツ四都市で撮影。 □ 外国を撮ることに抵抗感がありました。絵はがきみたいに街が整理されてるし、何でもエキゾティックに見えて、撮るのがすごく簡単だと思ったからです。それで撮ってみたら簡単に撮れました。簡単に撮ることは楽しいし、悪いことじゃない。エキゾティックな視点は文化帝国主義かもしれないけれど、写真はそんなエキゾティシズムからぬけることはむずかしい。エキゾティックでもなく差別的でもない写真なんてあるのか。写真は簡単に撮れるし、簡単なこと以上のことはできないと思います。簡単にしか撮れない/簡単にしかやれないことが写真の宿命だと思います。(金村修) オリジナル・プリント付Special Editionの販売をしています。 □ 金村修(かねむら・おさむ)略歴
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